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砕石とは何か:路盤材・割栗石の使い分けと土木工事での確認点

商業出版経験のある運営者が、公式資料・標準仕様書・過去問傾向を確認しながら、初学者向けに整理しています。

けんせつる

けんせつる

砕石ってどんな種類があるの?C-40・RC-40って何の違い?転圧管理って何を確認するの?

この記事の要点

砕石は岩石を砕いて粒度調整した石材で、土木・建築工事の路盤材・基礎下地・埋め戻しなどに使用します。代表的な規格はC-40(砕石40mm)RC-40(再生砕石40mm)です。

施工管理では使用箇所に応じた砕石種類の確認・受入時の粒度・含水状態の確認・締め固め(転圧)の確認が主なポイントです。転圧不足は沈下の原因になるため、転圧回数・転圧機械の記録確認が重要です。

砕石は地味な材料ですが、路盤の品質が建物の不等沈下を防ぐ基盤になるわけです。転圧管理を甘くすると完成後の沈下につながりますね。

砕石の種類はどう違うのか

砕石はJIS A 5001(道路用砕石)などで規格化されています。現場でよく使われる種類を整理します。

種類特徴主な用途
砕石(C-40など)岩石を破砕・粒度調整したもの。Cは砕石を、40は最大粒径40mmを示す路盤材・基礎下地・埋め戻し
再生砕石(RC-40など)解体コンクリートを破砕した再生品。RCは再生コンクリート骨材を示す路盤材・埋め戻し(用途は設計図書確認)
割栗石自然石または岩石を割った大きな石(粒径100~200mm程度)。砕石より粒が大きい地業(基礎下の割栗地業)・擁壁背面
砕砂・砕石粉砕石製造の副産物。粒径が細かい路盤安定処理・コンクリート細骨材の補助

ザックリ言えば、「C-40は一般的な砕石、RC-40は解体コンクリート由来の再生品、割栗石は粒径が大きい地業材」という区別です。設計図書に指定された種類を確認して発注することが重要なわけです。

施工管理では転圧管理をどう確認するのか

砕石の品質管理で最も重要なのは転圧(締め固め)の確認です。ここが競合記事で詳しく書かれていないポイントですね。

転圧の重要性

砕石は敷き均しただけでは空隙が多く、荷重がかかると沈下します。転圧することで粒子間の空隙を減らし、安定した路盤・地業を作るわけです。

施工管理の確認ポイント

例えば、建物基礎下の割栗地業で転圧が不足していると、コンクリート打設後に基礎が沈下して建物に影響が出ることがあります。施工管理者が転圧作業に立会いして確認することが必要です。

管理人からのコメント

砕石の転圧管理で最もよくある問題が「一度に厚く敷きすぎて転圧が届かない」ケースです。1層あたりの敷き均し厚さの上限を守らないと、表面だけ固まって下部が軟弱なままになります。

また、RC-40(再生砕石)を使う場合は設計図書での使用可否確認が必須です。再生砕石は用途が制限される場合があり、構造体下の地業に使用できるか設計図書で確認してから発注してください。

混同しやすい用語の整理

砕石 vs 割栗石

砕石は岩石を機械破砕して粒度を揃えたもので最大粒径40mm前後が一般的。路盤材・基礎下地に使用。割栗石は自然石または岩石を割った粒径100~200mm程度の大きな石。基礎地業(捨てコン下)に敷設して支持力を高める目的で使用。粒径の大きさが主な違い。

C-40 vs RC-40

C-40は砕石(天然岩石を破砕)の40mm粒径。RC-40は再生コンクリート骨材(解体コンクリートを破砕)の40mm粒径。品質・強度では天然砕石の方が安定している。RC-40は建設リサイクル法に基づく再資源化材料。使用前に設計図書での適用可否を確認する。

一問一答

Q.

砕石の転圧管理で施工管理者が確認すべき最重要項目は何か?

1層あたりの敷き均し厚さと転圧回数。敷き均し厚さが規定値(一般的に200~300mm以下)を超えると転圧が内部まで届かず沈下の原因になる。転圧回数は施工計画書の指定値に従い、写真記録で確認する。

Q.

RC-40(再生砕石)を工事に使用する場合、施工管理者が最初に確認すべきことは何か?

設計図書(特記仕様書)でRC-40の使用が認められているかどうかの確認。再生砕石は用途が制限される場合があるため、設計図書の指定なしに勝手にRC-40に変更してはならない。

まとめ

RC・鉄骨の施工管理はRC・鉄骨の施工管理にまとめています。

参考資料

・JIS A 5001 道路用砕石

・公共建築工事標準仕様書(建築工事編)(国土交通省大臣官房官庁営繕部)

・建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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