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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.17 を解説、電気設備

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.17 は、電気設備 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 低圧は直流750V以下・交流600V以下
  2. 大型動力多用時は単相3線式100/200Vが多い
  3. 特別高圧受電の大規模施設は三相4線式400V級が多い
  4. バスダクトは大容量幹線に用いる

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

大型の動力機器(モーター等)には三相3線式200Vなどを用います。「単相3線式100/200Vを大型動力に用いる」とした選択肢2が誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 低圧の定義で正しい
2 ×(最も不適当) 大型動力には三相3線式200Vなどが用いられ、単相3線式は照明・コンセント向きで誤り
3 ◯(適当) 大規模施設の供給方式で正しい
4 ◯(適当) バスダクトの用途で正しい

選択肢2 のポイント(ここが最も不適当)

電気の供給方式は、使う機器に合わせて選びます。

単相3線式100/200Vは、照明やコンセントなど一般の負荷向けです。これに対し、大きなモーターなどの動力には三相を使います。三相は回転磁界を自然につくれてモーターを効率よく回せ、同じ電力でも電流を分散できるため大容量に向くからです。

よって大型動力は三相が基本です。単相3線式を大型動力に用いるとした問題文が、最も不適当な記述です。

覚え方

  • 大型動力は三相が基本(単相3線は照明・コンセント)
  • 低圧=直流750V・交流600V以下
  • バスダクトは大容量幹線用

一問一答

Q.

大型動力機器には単相と三相のどちらが適すか。

三相です。単相3線式は照明・コンセント向きです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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