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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.38 を解説、軽量鉄骨壁下地

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.38 は、軽量鉄骨壁下地 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. スタッド高さ4.5mで区分記号90形のスタッドを用いた
  2. ボード1枚張り間仕切壁のスタッド間隔は450mm
  3. 振れ止めはフランジ上向きで引き通しスペーサーで固定
  4. 天井下地に取付く出入口開口縦補強材の上端をランナーに固定

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

出入口など開口部の縦補強材は、戸の開閉に耐える剛性が必要で、上端は躯体側にしっかり固定します。

軽量鉄骨天井下地のランナーに固定するだけでは保持力が不足し不適当です。

ザックリ言えば、開口部の補強材は躯体に効かせる、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 高さ4.5mで90形は妥当
2 ◯(適当) 1枚張りのスタッド間隔450mmは妥当
3 ◯(適当) 振れ止めの固定で正しい
4 ×(最も不適当) 出入口開口部の縦補強材は上端を躯体・上階スラブ等に固定すべきで、軽量天井下地のランナーに固定では強度不足で誤り

選択肢4 のポイント(ここが最も不適当)

出入口の両脇に立てる縦の補強材は、戸の開け閉めで繰り返し力を受けます。これを支えるには、力を建物本体(躯体)まで逃がす必要があります。

ところが上端を「軽量鉄骨天井下地に取り付くランナー」に留めるだけだと、ぐらつく天井下地ごと動いてしまい、保持力が足りません。そのため補強材の上端は、上階スラブや梁などの躯体に達するように固定します。

選択肢4はランナー固定で済ませており、開口部の補強として強度不足です。ここが誤りです。

覚え方

  • 開口部縦補強材の上端は躯体に固定(天井下地ランナーでは不可)
  • 高さ4.5mは90形スタッド
  • 1枚張り間仕切はスタッド間隔450mm

一問一答

Q.

出入口開口部の縦補強材上端は何に固定するか。

躯体側に固定します。軽量天井下地のランナーでは保持力不足です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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