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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.59 を解説、建築施工における品質管理

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.59 は、建築施工における品質管理 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 受入れ検査は種別ごとに行い必要に応じ監理者立会い
  2. 管理項目に対し次工程に渡してよい基準として管理値を設定
  3. 品質未証明の材料は搬入後に試験し記録を整備
  4. 品質計画には目標品質・品質管理体制等を具体的に記載

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

設計図書で定められた品質が証明されていない材料は、現場に入れる前に試験・確認します。

搬入後に試験するのでは、不合格品をいったん現場に入れてしまうことになり不適当です。

ザックリ言えば、品質未証明の材料は入れる前に確認、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 受入れ検査の実施で正しい
2 ◯(適当) 管理値設定で正しい
3 ×(最も不適当) 品質が証明されていない材料は搬入前に確認・試験すべきで、搬入後に試験では不適合品が現場に入る恐れがあり誤り
4 ◯(適当) 品質計画の記載で正しい

選択肢3 のポイント(ここが最も不適当)

設計図書で求められた品質が証明されていない材料は、現場に入れる前に試験して合否を確かめます。

搬入後に試験する段取りだと、結果が出るまで不合格かもしれない材料が現場に置かれます。その間に誤って使われたり、合格品と混ざったりする危険があります。だから入れる前に確認します。

選択肢3は搬入後に試験するとしており、不適合品を現場に入れてしまう恐れがあります。ここが誤りです。

覚え方

  • 品質未証明の材料は搬入前に試験・確認
  • 受入れ検査は種別ごと・監理者立会い
  • 管理値=次工程に渡してよい基準

一問一答

Q.

品質が証明されていない材料はいつ試験するか。

現場へ搬入する前です。搬入後では不適合品が入る恐れがあります。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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