平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.63 は、タイル後張り工法の試験・検査 に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(適当) | 外観検査の確認で正しい |
| 2 | ◯(適当) | 打音検査の時期で正しい |
| 3 | ×(最も不適当) | 引張接着力試験のアタッチメントは原則タイルと同じ大きさを用いるべきで、1/2の大きさは適切でなく誤り |
| 4 | ◯(適当) | 合格判定基準で正しい |
タイルの引張接着力試験は、タイル表面に鋼製アタッチメント(引張り治具)を接着し、それを引っ張ってはがれる強さを測ります。測りたいのは、そのタイル1枚が下地に付いている力です。
そのため、アタッチメントはタイルと同じ大きさのものを使い、タイル1枚の全面を引っ張ります。小さいアタッチメントだと、タイルの一部しか引っ張れず、正しい接着力が出ません。
選択肢3は小口平タイルに1/2の大きさのアタッチメントを使うとしており、タイルと同寸にすべきところを外しています。ここが誤りです。
引張接着力試験のアタッチメントの大きさは。
対象タイルと同じ大きさにします。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
引張接着力試験では、対象タイルと同じ大きさの鋼製アタッチメントを接着し、引っ張って強度を測ります。
小口平タイルで「1/2の大きさ」のアタッチメントを用いると正しい接着力が測れず不適当です。
ザックリ言えば、アタッチメントはタイルと同寸を使う、ということです。