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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.80 を解説、廃棄物の処理及び清掃に関する法律

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.80 は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 現場事務所から出る図面・書類は一般廃棄物
  2. 建具取替で生じたガラスくずは産業廃棄物
  3. 地下掘削で生じた建設発生土は産業廃棄物
  4. 軽量鉄骨壁下地で生じた金属くずは産業廃棄物

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが誤っている記述)

建設発生土(残土)は有価・無価を問わず、廃棄物処理法上の廃棄物には該当しません。

したがって「産業廃棄物である」とする記述は誤りです。

ザックリ言えば、残土は廃棄物ではない、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 事務所の紙くずは一般廃棄物で正しい
2 ◯(正しい) ガラスくずは産業廃棄物で正しい
3 ×(誤り) 建設発生土(残土)は廃棄物に該当しないため産業廃棄物ではなく誤り
4 ◯(正しい) 金属くずは産業廃棄物で正しい

選択肢3 のポイント(ここが誤り)

廃棄物処理法でいう廃棄物とは、不要になって捨てるものを指します。建設発生土(残土)は掘削で出た土そのもので、埋戻しや他現場の盛土などに再利用できる資源です。捨てるものではないため、法律上の廃棄物には当たりません。

そのため、産業廃棄物にも一般廃棄物にも分類されません。ガラスくずや金属くずが産業廃棄物になるのとは扱いが異なります。

選択肢3は建設発生土を産業廃棄物としており、廃棄物の定義から外れています。ここが誤りです。

覚え方

  • 建設発生土(残土)は廃棄物に該当しない
  • ガラスくず・金属くずは産業廃棄物
  • 事務所の紙くずは一般廃棄物

一問一答

Q.

建設発生土は産業廃棄物に該当するか。

該当しません。廃棄物処理法上の廃棄物ではありません。

平成27年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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