平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.1 は、換気に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 二酸化炭素発生量を内外濃度差で除して必要換気量を求める |
| 2 | ×(誤り) | 室内の許容CO2濃度は一般に1,000ppmとする |
| 3 | ◯(正しい) | 高低差が大きいほど温度差換気量は大きくなる |
| 4 | ◯(正しい) | 風圧力換気量は風圧係数の差の平方根に比例する |
必要換気量は、CO2発生量を(室内の許容濃度−外気濃度)で割って求めます。
この許容濃度に1,000ppmを使うのが原則です。外気は約400ppm程度です。
10,000ppmは1%にあたり、人体に影響が出る濃度です。設計の基準値ではありません。
ザックリ言えば、室内CO2の上限は0.1%=1,000ppm、ということです。
居室の許容二酸化炭素濃度は一般にいくらか。
1,000ppm(0.1%)です。10,000ppmではありません。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
居室の必要換気量は、在室者の出すCO2を許容濃度以下に保つ量で決まるんです。基準となる許容濃度を取り違えると計算が大きくずれます。
選択肢2は許容CO2濃度を10,000ppmとしていますが、これは誤りです。建築物衛生法などで室内の許容CO2濃度は1,000ppm(0.1%)が目安なんです。10,000ppmは1%で、健康に影響が出るレベルです。