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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.27を解説、型枠の鉛直荷重

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.27 は、厚さ20cmのRCスラブをポンプ工法で打ち込む型枠の設計鉛直荷重を求める計算問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. コンクリートの固定荷重
  2. 型枠自重
  3. 作業荷重・衝撃荷重
  4. 合計鉛直荷重の選択

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も適当な記述)

型枠の設計鉛直荷重は、コンクリート+鉄筋の重さ(固定荷重)に、型枠自重と作業・衝撃荷重を足して求めるんです。

スラブ厚0.2m×単位容積重量23.5kN/m³=4,700N/m²がコンクリート荷重、これに型枠自重400N/m²、さらにポンプ工法の作業荷重・衝撃荷重を加えます。合計が最も大きい選択肢4が正しい値です。数値の詳細は公式PDFで確認してください。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 固定荷重のみで作業荷重を加えていない値
2 ×(誤り) 加算を一部誤った値
3 ×(誤り) 換算ミスの値
4 ◯(正しい) 固定荷重+型枠自重+作業荷重の正しい合計(これが正しい)

選択肢4のポイント(ここが正しい)

コンクリート荷重=厚さ0.2m×23.5kN/m³=4.7kN/m²(4,700N/m²)です。

これに型枠自重400N/m²と、作業荷重・衝撃荷重を加えます。

ポンプ工法の作業荷重等を足すと、最大値の選択肢4になります。

ザックリ言えば、固定+型枠+作業荷重の総和、ということです。

覚え方

  • 鉛直荷重=固定荷重+型枠自重+作業荷重
  • コンクリート荷重=厚さ×単位容積重量
  • 作業荷重を忘れない

一問一答

Q.

型枠の設計鉛直荷重に含めるものは何か。

コンクリート固定荷重・型枠自重・作業荷重(衝撃荷重)です。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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