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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.70を解説、酸素欠乏危険作業

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.70 は、酸素欠乏症等防止規則上、事業者の責務に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 選任すべき者
  2. 特別教育
  3. 酸素濃度の保持
  4. 測定記録の保存

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが誤っている記述)

酸素欠乏危険作業では、専任の「作業主任者」を選ぶ義務があり、衛生管理者とは別の資格なんです。

選択肢1は、酸素欠乏危険作業について「衛生管理者を選任しなければならない」としていますが、これは誤りです。選任すべきは酸素欠乏危険作業主任者です。衛生管理者は事業場全体の衛生管理者で、この作業ごとの選任とは別物です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 酸欠危険作業は酸素欠乏危険作業主任者を選任(衛生管理者ではない)
2 ◯(正しい) 労働者に酸欠特別教育を行う
3 ◯(正しい) 酸素濃度を18%以上に保つ換気
4 ◯(正しい) 酸素濃度測定の記録は3年間保存

選択肢1のポイント(ここが誤り)

酸素欠乏危険作業には、酸素欠乏危険作業主任者を選任します。

技能講習を修了した者から選ばれ、換気や測定などを指揮します。

設問は衛生管理者としており、選任すべき者を取り違えて誤りです。

ザックリ言えば、酸欠作業は作業主任者を選任、ということです。

覚え方

  • 酸欠作業は酸素欠乏危険作業主任者
  • 酸素濃度は18%以上に換気
  • 測定記録は3年間保存

一問一答

Q.

酸素欠乏危険作業で選任すべきは衛生管理者か作業主任者か。

酸素欠乏危険作業主任者です。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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