ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 平成29年
  5. > No.2 採光及び照明

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.2を解説、採光及び照明

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.2 は、採光及び照明 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 演色性の意味
  2. グレアの意味
  3. 照度の定義と単位
  4. 全天空照度の定義

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

全天空照度とは、天空光だけによる水平面照度で、直射日光は含めないんです。

選択肢4は直射日光を含めるとしていますが、これは誤りです。全天空照度は直射日光を除いた天空光のみで評価します。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 演色性は光源が物体色をどう見せるかの性質
2 ◯(正しい) グレアは輝度対比などで生じるまぶしさ
3 ◯(正しい) 照度は受照面の単位面積当たり入射光束、単位はlx
4 ×(誤り) 全天空照度は直射日光を含めない天空光のみによる照度

選択肢4 のポイント(ここが誤り)

全天空照度は、曇天など直射日光がない条件を基準に、天空光だけでどれだけ明るいかを表す指標です。

直射日光を含めてしまうと、太陽の位置で値が大きく振れて基準になりません。

ザックリ言えば、全天空照度は太陽そのものの光は数えない、ということです。

覚え方

  • 全天空照度=直射日光を除く天空光のみ
  • 照度の単位はlx(ルクス)
  • 演色性=色の見え方/グレア=まぶしさ

一問一答

Q.

全天空照度には直射日光を含めるか。

含めません。天空光のみによる水平面照度です。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>