ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 平成29年
  5. > No.35 ウレタンゴム系塗膜防水

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.35を解説、ウレタンゴム系塗膜防水

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.35 は、ウレタンゴム系塗膜防水 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 塗継ぎ・補強布の重ね幅
  2. 立上り部の補強布張り掛け
  3. 平場の防水材総使用量
  4. 密着工法の補強布の張付け

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

ウレタン塗膜防水の補強布の重ね幅は50mm以上とするんです。

選択肢1は塗継ぎの重ね幅50mm・補強布の重ね幅100mmとあり、防水材の塗継ぎ幅と補強布の重ね幅の数値設定が不適当とされています。正しくは補強布の重ね幅は50mm以上、塗継ぎは100mm程度です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 塗継ぎ・補強布の重ね幅の数値設定が不適当
2 ◯(正しい) 立上り補強布は通気緩衝シート上に100mm張り掛け
3 ◯(正しい) 平場の防水材総使用量3.0kg/m2(密度1.0)
4 ◯(正しい) 密着工法は防水材を塗りながら補強布を張る

選択肢1 のポイント(ここが誤り)

塗膜防水では、防水材の塗継ぎ部と補強布の重ね部で必要な重ね幅が定められています。

補強布の重ね幅は50mm以上、塗継ぎは100mm程度が標準です。この数値設定が不適当とされています。

ザックリ言えば、重ね幅の数値を取り違えないこと、ということです。

覚え方

  • 補強布の重ね幅は50mm以上
  • 防水材の塗継ぎ幅は100mm程度
  • 総使用量は密度×厚さで決まる

一問一答

Q.

ウレタン塗膜防水の補強布の重ね幅はいくつ以上か。

50mm以上です。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>