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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.70を解説、有機溶剤作業主任者の職務

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.70 は、有機溶剤作業主任者の職務 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、定められていないもの(誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 有機溶剤の作用の掲示
  2. 作業方法決定・労働者の指揮
  3. 換気装置の点検
  4. 保護具の使用状況監視

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが定められていない/誤りの記述)

有機溶剤の人体への作用等を見やすい場所に掲示するのは事業者の義務で、作業主任者の職務ではないんです。

選択肢1は掲示を作業主任者の職務としていますが、これは誤りです。掲示は事業者の義務で、作業主任者は作業の指揮・装置の点検・保護具の監視などを行います。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 有機溶剤の作用の掲示は事業者の義務(作業主任者の職務でない)
2 ◯(正しい) 作業方法を決定し労働者を指揮
3 ◯(正しい) 換気装置を1月ごとに点検
4 ◯(正しい) 保護具の使用状況を監視

選択肢1 のポイント(ここが誤り)

有機溶剤作業主任者の職務は、作業の指揮、換気装置の点検、保護具の使用監視などです。

有機溶剤の作用や中毒時の応急処置の掲示は、事業者が行う義務であり作業主任者の職務ではありません。

ザックリ言えば、掲示は事業者、現場の監視が主任者、ということです。

覚え方

  • 有機溶剤の作用の掲示は事業者の義務
  • 主任者は指揮・装置点検・保護具監視
  • 換気装置は1月ごとに点検

一問一答

Q.

有機溶剤の作用の掲示は作業主任者の職務か。

いいえ、事業者の義務です。作業主任者の職務ではありません。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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