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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.77を解説、労働時間等

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.77 は、労働時間等 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、定められていないもの(誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 管理監督者と労働時間規定
  2. 休憩時間の付与
  3. 休憩時間中の作業命令
  4. 週休の付与

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが定められていない/誤りの記述)

休憩時間は労働者が自由に利用できるもので、休憩時間中に作業を命じることはできないんです。

選択肢3は労働者の合意があれば休憩時間中に軽作業を命じられるとしていますが、これは誤りです。休憩時間は自由利用が原則で、作業を命じれば休憩を与えたことになりません。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 管理監督者には労働時間・休憩・休日規定は適用外
2 ◯(正しい) 6時間超で45分・8時間超で1時間の休憩
3 ×(誤り) 休憩時間中の作業命令は不可(合意があってもダメ)
4 ◯(正しい) 毎週1回または4週4日以上の休日

選択肢3 のポイント(ここが誤り)

休憩時間は労働者が労働から完全に解放され、自由に利用できる時間です。

留守番のような軽作業でも、命じれば休憩を与えたことにならず違法です。合意の有無は関係ありません。

ザックリ言えば、休憩中に仕事はさせられない、ということです。

覚え方

  • 休憩時間は自由利用・作業命令不可
  • 8時間超は1時間の休憩
  • 週1回または4週4日以上の休日

一問一答

Q.

労働者の合意があれば休憩時間中に軽作業を命じられるか。

できません。休憩時間は自由利用が原則です。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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