令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.2 は、伝熱 に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 片面にアルミ箔を貼ると放射が抑えられ熱抵抗は大きくなる |
| 2 | ◯(正しい) | 熱放射は電磁波による移動で真空中でも生じる |
| 3 | ×(誤り) | 中空層の熱抵抗は厚さに比例しない(対流で頭打ち) |
| 4 | ◯(正しい) | 総合熱伝達率=対流熱伝達率+放射熱伝達率 |
中空層は薄いうちは厚くするほど熱を伝えにくくなります。
しかし厚くなりすぎると空気が中で対流を起こし、かえって熱を運んでしまいます。
ザックリ言えば、中空層は厚ければよいわけではない、ということです。
密閉中空層の厚さを増やすと熱抵抗はどこまでも大きくなるか。
なりません。ある厚さ以上は対流が生じ、熱抵抗はほぼ一定になります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
密閉された中空層の熱抵抗は、ある厚さまでは厚くなると増えますが、厚さに比例して増え続けるわけではないんです。
選択肢3は中空層の熱抵抗が厚さに比例するとしていますが、これは誤りです。厚くなると中空層内で対流が起こり、ある厚さ以上では熱抵抗はほぼ一定になるんです。