ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 令和元年
  5. > No.12 石材

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12を解説、石材

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12 は、石材 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 花こう岩の特性
  2. 大理石の特性
  3. 石灰岩の耐水性
  4. 砂岩の特性

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

石灰岩は酸や水に弱く、耐水性に優れているとはいえないんです。

選択肢3は石灰岩が耐水性に優れるとしていますが、これは誤りです。石灰岩は主成分が炭酸カルシウムで、酸性雨や水に侵されやすく、耐水性・耐酸性に劣るんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 花こう岩は耐摩耗・耐久性に優れるが耐火性に劣る
2 ◯(正しい) 大理石は磨くと光沢が出るが耐酸・耐火性に劣る
3 ×(誤り) 石灰岩は耐水性に劣る(優れるは誤り)
4 ◯(正しい) 砂岩は耐火性に優れるが吸水率が高いと耐凍害性に劣る

選択肢3のポイント(ここが誤り)

石灰岩は炭酸カルシウムが主成分で、酸性の水に触れると溶けやすい石です。

屋外で雨にさらされると劣化が進むため、耐水性に優れるとはいえません。

ザックリ言えば、石灰岩は水と酸に弱い、ということです。

覚え方

  • 石灰岩は耐水性・耐酸性に劣る
  • 花こう岩・大理石は耐火性に劣る

一問一答

Q.

石灰岩は耐水性に優れるか。

劣ります。炭酸カルシウムが主成分で酸や水に侵されやすいためです。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>