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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.26を解説、鉄筋のガス圧接

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.26 は、鉄筋のガス圧接 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 圧接部ふくらみの長さ
  2. 圧接部ふくらみの直径
  3. 端面保護剤の使用
  4. 加熱の炎(中性炎・還元炎)の順序

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

ガス圧接の加熱は、密着するまで還元炎で行い、その後も還元炎を保つのが正しいんです。

選択肢4は密着まで中性炎で行うとしていますが、これは誤りです。酸化を防ぐため圧接の加熱は終始還元炎で行い、酸素過剰の炎は使わないんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) ふくらみの長さは鉄筋径の1.1倍以上
2 ◯(正しい) ふくらみの直径は鉄筋径の1.4倍以上
3 ◯(正しい) 当日より前に端面加工する場合は端面保護剤を使う
4 ×(誤り) 加熱は還元炎で行う(中性炎は誤り)

選択肢4のポイント(ここが誤り)

ガス圧接では鉄筋の端面を酸化させないことが品質の決め手です。

酸素が少なめの還元炎で加熱すると酸化を防げます。

ザックリ言えば、圧接の炎は還元炎、ということです。

覚え方

  • 圧接の加熱は還元炎で行う
  • ふくらみは長さ1.1倍・直径1.4倍以上

一問一答

Q.

ガス圧接の加熱に用いる炎はどれか。

還元炎です。酸化を防ぐため酸素過剰の炎は使いません。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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