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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.38を解説、特定天井

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.38 は、特定天井 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 野縁受けのジョイントの配置
  2. 吊り材の本数
  3. 勾配屋根の吊り材の設置方向
  4. 段差部分のクリアランス

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

勾配屋根における吊り材は、屋根面に垂直ではなく鉛直(真下向き)に設置するんです。

選択肢3は吊り材を屋根面に対して垂直に設置するとしていますが、これは誤りです。吊り材は天井の重さを真下で支えるため、勾配があっても鉛直に設置するのが正しいんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 野縁受けのジョイントは1m以上間隔で千鳥配置
2 ◯(正しい) 吊り材は天井面1m²当たり1本以上
3 ×(誤り) 勾配屋根の吊り材は鉛直に設置(屋根面に垂直は誤り)
4 ◯(正しい) 段差部分にはクリアランスを設ける

選択肢3のポイント(ここが誤り)

吊り材は天井の自重を上の構造体に伝える部材です。

重さは真下にかかるので、屋根が傾いていても吊り材は鉛直に立てます。

ザックリ言えば、吊り材は常に鉛直、ということです。

覚え方

  • 勾配屋根でも吊り材は鉛直に設置
  • 吊り材は1m²当たり1本以上

一問一答

Q.

勾配屋根の吊り材は屋根面に垂直に設置するか。

鉛直(真下向き)に設置します。屋根面に垂直ではありません。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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