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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.44を解説、ALC間仕切壁パネル(縦壁フットプレート構法)

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.44 は、ALC間仕切壁パネル(縦壁フットプレート構法) に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. パネル上部の面内可動
  2. 長辺側面相互の接着
  3. 上部のかかり代
  4. 外壁との取合い部の処理

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

ALCパネルは地震時の層間変形に追従するため、取合い部に伸縮目地(隙間)を設けるのが正しいんです。

選択肢4は外壁と間仕切壁の取合い部を突付けとしていますが、これは誤りです。突付けにすると地震時にパネル同士がぶつかって破損するため、伸縮目地を設ける必要があるんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 間仕切壁パネルの上部は面内方向に可動とする
2 ◯(正しい) 長辺側面相互はアクリル樹脂系接着材で一体化
3 ◯(正しい) 上部は間仕切チャンネルへのかかり代を確保
4 ×(誤り) 取合い部は伸縮目地を設ける(突付けは誤り)

選択肢4のポイント(ここが誤り)

ALCパネルは地震時に建物が変形してもパネルが割れないようにします。

外壁と間仕切壁の取合いを突付けにするとぶつかって割れるため、隙間(伸縮目地)をあけます。

ザックリ言えば、ALCの取合いは突付けにせず目地を設ける、ということです。

覚え方

  • 外壁と間仕切壁の取合いは伸縮目地を設ける
  • 上部は面内方向に可動とする

一問一答

Q.

ALC間仕切壁と外壁の取合い部は突付けにするか。

突付けにせず伸縮目地を設けます。地震時の損傷を防ぐためです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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