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令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.46を解説、事前調査

令和元年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.46 は、事前調査 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 鉄骨工事の周辺道路・架空電線調査
  2. 地盤改良土の排水と水質調査
  3. 解体工事の近隣建物調査
  4. 道路占用の歩道・幅員調査

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

セメントで地盤改良された土からの湧水はアルカリ性が強く、水質調査を省略してはいけないんです。

選択肢2は水質調査を省略したとしていますが、これは誤りです。セメント系改良土の湧水は強アルカリで、そのまま放流すると公共水域を汚染するため、水質を調査して中和等の処理が必要なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 鉄骨工事で周辺道路の交通規制・架空電線を調査
2 ×(誤り) 地盤改良土の湧水は水質調査を省略不可
3 ◯(正しい) 解体工事で近隣建物の現状を立会い調査
4 ◯(正しい) 道路占用で歩道の有無・道路幅員を調査

選択肢2のポイント(ここが誤り)

セメントで固めた地盤から出る水は強いアルカリ性です。

そのまま川や下水に流すと環境を汚すため、水質を調べて中和してから排水します。

ザックリ言えば、改良土の水はアルカリ、調査は省けない、ということです。

覚え方

  • セメント改良土の湧水は水質調査が必要(強アルカリ)
  • 解体は近隣建物の現状を立会い調査

一問一答

Q.

セメント地盤改良土からの湧水で水質調査を省略してよいか。

省略できません。強アルカリのため水質調査と処理が必要です。

令和元年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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