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令和3年度 1級建築施工管理技士 No.31を解説、ウレタンゴム系塗膜防水

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.31 は、ウレタンゴム系塗膜防水に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 絶縁工法の立上り補強布の張掛け
  2. 平場部の防水材の総使用量
  3. 打継ぎ箇所のU字斫りと補強塗り
  4. 脱気装置の設置割合

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

絶縁工法では、下地の水蒸気を逃がす脱気装置を適切な数だけ付ける必要があるんです。

選択肢4は脱気装置を200 m²に1箇所としていますが、一般に25〜100 m²に1箇所程度設けるため誤りです。正しくは脱気装置はもっと密に設置します。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 立上り補強布を平場の通気緩衝シートに100 mm張り掛ける
2 ◯(正しい) 平場部の防水材の総使用量は規定どおり
3 ◯(正しい) 打継ぎはU字斫り後シーリングし補強布で補強塗り
4 ×(誤り) 脱気装置は25〜100 m²に1箇所程度。200 m²に1箇所は誤り

選択肢4のポイント(ここが誤り)

絶縁(通気緩衝)工法では、下地に含まれる水分が温まって水蒸気になり、防水層をふくらませることがあります。これを防ぐため、水蒸気を外へ逃がす脱気装置を設けます。

脱気装置は、おおむね25〜100 m²に1箇所の割合で設けるのが目安です。問題文の200 m²に1箇所では数が少なすぎます。

ザックリ言えば、脱気装置は意外とこまめに付ける、ということです。

覚え方

  • 脱気装置は25〜100 m²に1箇所程度(200 m²は誤り)
  • 立上り補強布は100 mm張掛け
  • 打継ぎはU字斫り+補強塗り

一問一答

Q.

塗膜防水の絶縁工法で、脱気装置はどのくらいの割合で設けるか。

おおむね25〜100 m²に1箇所程度です。200 m²に1箇所では少なすぎます。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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