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令和3年度 1級建築施工管理技士 No.36を解説、塗装工事

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.36 は、塗装工事に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 木材保護塗料の希釈の可否
  2. 亜鉛めっき鋼面の下塗りプライマー
  3. 非水分散形塗料の3回塗りの材料
  4. エマルションペイントの工程間隔

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

木材保護塗料は、薄めず原液のまま塗って木に染み込ませる塗料なんです。

選択肢1は原液を水で希釈して使うとしていますが、木材保護塗料は希釈せず原液で使うのが原則なので誤りです。正しくは木材保護塗料は希釈しないです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 木材保護塗料は希釈せず原液で使う。水で希釈は誤り
2 ◯(正しい) 亜鉛めっき鋼面の下塗りに変性エポキシ樹脂プライマー
3 ◯(正しい) 非水分散形塗料は下・中・上塗り同一材料を使う
4 ◯(正しい) エマルションペイントは所定時間あけて次工程に入る

選択肢1のポイント(ここが誤り)

木材保護塗料(WP)は、木の内部に浸透して防腐・防虫・防かびの効果を出す塗料です。膜を作るのではなく染み込ませて効かせるため、薄めると有効成分が減って効果が落ちます。

そのため原液のまま、希釈せずに塗るのが原則です。問題文の「水で希釈」が誤りです。

ザックリ言えば、木材保護塗料は薄めず原液、ということです。

覚え方

  • 木材保護塗料は希釈せず原液で塗る(水希釈は誤り)
  • 亜鉛めっき鋼面は変性エポキシプライマー
  • 非水分散形は下中上同一材料

一問一答

Q.

木材保護塗料は、水で希釈して使ってよいか。

いけません。原液のまま希釈せずに塗るのが原則です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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