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令和4年度 1級建築施工管理技士 No.45を解説、工程計画と基本工程表

令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.45は、工程計画及び工程表に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 積上方式と割付方式の使い分け
  2. 山均しの目的
  3. 暦日換算した作業可能日数
  4. 基本工程表の意味

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

基本工程表は工事全体の大きな流れを示すもので、特定の部分や職種を取り出して詳細を示すのは部分工程表なんです。

選択肢4は基本工程表を特定の部分や職種を取り出して示すものとしていますが、それは部分(細部)工程表の説明で誤り、基本工程表は工事全体の大綱を示すものです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 工期が制約される場合は割付方式で検討することが多い
2 ○(正しい) 山均しは人・機械・資機材の投入量の均等化に用いる
3 ○(正しい) 工程表は実質的作業可能日数を暦日換算して作成する
4 ×(誤り) 基本工程表は工事全体の大綱を示す。特定部分・職種を取り出すは部分工程表

選択肢4は基本工程表を特定の部分や職種を取り出して示すものとした点が誤りで、それは部分工程表の説明です。基本工程表は工事全体の大綱を示します。

選択肢4のポイント(ここが誤り)

工程表には、工事全体を見渡す基本工程表と、特定の工事や職種を詳しく示す部分工程表(細部工程表)があります。

基本工程表は、工事全体の作業の流れ・順序・大まかな日程を示すもので、計画の骨格になります。これに対し、特定の部分や職種を取り出して詳細を示すのは部分工程表です。問題文はこの二つを取り違えています。

ザックリ言えば、基本工程表は全体、部分工程表は細部ということです。問題文は基本工程表に部分工程表の説明を当てているため誤りなんです。

覚え方

  • 基本工程表=工事全体の大綱
  • 特定部分・職種の詳細=部分工程表
  • 山均しは投入量の均等化

一問一答

Q.

特定の部分や職種を取り出して詳細を示す工程表は何か。

部分工程表(細部工程表)です。基本工程表は工事全体の大綱を示します。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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