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令和4年度 1級建築施工管理技士 No.72を解説、道路交通法と制限外積載の許可

令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.72は、道路交通法(運搬の許可)に関する問題です。

この問題では、分割できない資材の運搬で、道路交通法上、出発地の警察署長の許可を必要とするものを選びます。貨物自動車は軽自動車を除きます。

この問題で問われていること

  1. 前後にはみ出す長さの積載
  2. 荷台高さ+資材の高さ
  3. 最大積載重量での運搬
  4. 荷台に人を乗せて運搬

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが許可を必要とするもの)

積載物の高さが地上から3.8m(一部4.1m)を超えると制限を超え、出発地の警察署長の許可が必要になるんです。

許可が必要なのは選択肢2(荷台高さ+資材高さが制限超過)です。長さの範囲内や最大積載重量での運搬、看守の人員の乗車は許可不要なわけです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 前後0.5mずつのはみ出し(全長12m)は長さの制限内で許可不要
2 ○(正しい) 荷台高さ+資材高さが高さ制限を超えるため許可が必要
3 ×(誤り) 最大積載重量での運搬は制限内で許可不要
4 ×(誤り) 看守に必要な最小限度の人員の荷台乗車は許可不要

許可が必要なのは選択肢2です。荷台の高さに資材の高さを加えた値が高さ制限を超えるため、出発地の警察署長の許可(制限外積載許可)が必要です。

選択肢2のポイント(ここが許可を要する)

この問題は「許可を必要とするもの」を選ぶ形です。分割できない貨物で、長さ・幅・高さや積載方法が制限を超える場合に、出発地の警察署長の許可が必要になります。

許可が必要なのは選択肢2です。積載物の高さは、荷台の高さと資材の高さを足した地上からの高さで判断します。これが高さ制限(原則3.8m)を超えると、制限外積載となり許可が必要です。

一方、全長が制限の範囲に収まる積載、最大積載重量での運搬、荷を看守する最小限度の人員の乗車は、いずれも制限内で許可は不要です。ザックリ言えば、高さが超えると許可が要る、ということです。

覚え方

  • 許可が要るのは高さが制限を超える積載
  • 高さは荷台+資材の地上高で判断(原則3.8m)
  • 長さ範囲内・最大積載重量・看守人員は許可不要

一問一答

Q.

積載物の高さが制限を超えると、どこの許可が必要か。

出発地を管轄する警察署長の許可(制限外積載許可)が必要です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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