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令和4年度(後期)2級建築施工管理技士 No.12 を解説、木材の性質

令和4年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.12 は、木材に関する一般的な問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 含水率が同じときの強度と密度
  2. 針葉樹と広葉樹の特徴
  3. 節が強度に与える影響
  4. 心材と辺材の耐久性

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

木の中心側にある心材は、樹脂などを多く含み、腐りにくく虫もつきにくいんです。

選択肢4は心材が辺材より腐朽菌や虫害に抵抗が低いとしていますが、実際は心材のほうが抵抗が高いので誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 含水率が同じなら密度が大きいほど強度が大きい
2 ○(正しい) 針葉樹は広葉樹より軽量で加工しやすい
3 ○(正しい) 節は断面減少や応力集中で強度を下げる
4 ×(誤り) 心材は辺材より腐朽菌・虫害に抵抗が高い

選択肢4は心材と辺材の耐久性を逆に述べた点が誤りで、心材のほうが抵抗が高いです。

選択肢4のポイント(ここが誤り)

辺材は樹皮に近い外側の部分で、水分や養分が多く、腐りやすく虫害も受けやすい部分です。

心材は幹の中心側で、樹脂などが沈着して水分が少なく、腐朽菌や虫害に対する抵抗が高くなります。

ザックリ言えば、心材のほうが丈夫で耐久性が高いのであって、問題文は逆なので誤りということです。

覚え方

  • 心材=中心側で腐朽・虫害に強い
  • 辺材=外側で水分多く腐りやすい
  • 節は強度を下げる

一問一答

Q.

心材と辺材で、腐朽菌や虫害に強いのはどちらか。

心材です。樹脂などを含み水分が少なく抵抗が高いです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度(後期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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