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平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.34 を解説、アスファルト防水工事

平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.34 は、アスファルト防水工事 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 貫通配管回りの網状ルーフィングをアスファルトで目つぶし塗り
  2. 入隅の成形キャント材は角度45度・見付幅70mm程度
  3. 出隅・入隅は平場張付けに先立ちストレッチルーフィングを増張り
  4. 保護コンクリート内に線径6.0mm・網目100mmの溶接金網

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

出隅・入隅は、防水層が角で折れ曲がって最も切れやすい部分です。平場のルーフィングを張る前に、幅300mm程度のストレッチルーフィングを増張りして補強します。

選択肢3の「幅150mm程度」は狭く、補強として不足です。ここが誤りです。

ザックリ言えば、出隅・入隅の増張りは300mm程度、ということです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 目つぶし塗りの処理で正しい
2 ◯(適当) 成形キャント材の仕様で正しい
3 ×(最も不適当) 出隅・入隅の増張りは幅300mm程度のストレッチルーフィングが必要で、150mm程度は狭く誤り
4 ◯(適当) 保護コンクリート内の溶接金網で正しい

選択肢3 のポイント(ここが最も不適当)

アスファルト防水で出隅・入隅は、層が角で折れ曲がり、最も力が集中して切れやすい部分です。だから平場のルーフィングを張る前に、ここだけ先にストレッチルーフィングで増張りして二重に補強します。

その幅は300mm程度が標準です。角をまたいで両側に十分かかる幅がないと、補強の意味が薄れます。

選択肢3の「幅150mm程度」は狭すぎて補強不足です。出隅・入隅の増張りは300mm程度、と覚えてみましょう。

覚え方

  • 出隅・入隅は平場に先立ち増張り
  • 成形キャント材は45度・見付70mm程度
  • 保護コンクリートに溶接金網を敷設

一問一答

Q.

出隅・入隅の増張りは平場張付けの前か後か。

前(先立って)行います。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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