平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41 は、コンクリート素地面の塗装工事 に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(適当) | 多彩模様塗料の扱いで正しい |
| 2 | ◯(適当) | ふっ素樹脂の工程間隔で正しい |
| 3 | ◯(適当) | アクリル非水分散形の塗付け量で正しい |
| 4 | ×(最も不適当) | 合成樹脂エマルションペイントは水がかり部には不向き(耐水性が劣る)で、屋外・水がかりには適さず誤り |
合成樹脂エマルションペイントは、水に樹脂の粒を分散させた塗料です。乾くと水が抜けて粒どうしが融着し塗膜になりますが、もともと水になじむ性質が残るため、長く水にさらされると膨れたり軟らかくなったりします。
つまり耐水性が低く、水がかり部や屋外には向きません。こうした場所には、非水分散形塗料(NAD)など耐水性の高い塗料を使います。
選択肢4は水がかり部にエマルションペイントを使うとしており、耐水性が不足します。ここが誤りです。
合成樹脂エマルションペイントは水がかり部に使えるか。
使えません。耐水性が不足します。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
合成樹脂エマルションペイント(EP)は屋内のボード等向けで、水がかり部・屋外には耐水性が不足します。
水がかり部にはNADや他の耐水塗料を使います。EPを水がかりに用いる記述が誤りです。
ザックリ言えば、エマルションペイントは水に弱い、ということです。