平成27年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.42 は、壁のせっこうボード張り に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(最も不適当) | 直張り工法の接着材塗付け間隔は、床に近い下部ほど荷重がかかるため小さくし、上部は大きくとる。記述は上下が逆で誤り |
| 2 | ◯(適当) | ボード下端の浮かしで正しい |
| 3 | ◯(適当) | 留付け間隔で正しい |
| 4 | ◯(適当) | 目地上塗りの幅で正しい |
直張り(GL工法)は、だんご状に盛った接着材でボードを壁に押し付けて貼ります。接着材が固まるまでの間、ボードは自重で下へずり落ちようとします。
下のほうほど上のボードの重みも加わって負担が大きいので、接着材の間隔を密(小さく)にして支えます。逆に上部は負担が軽いので、間隔を粗(大きく)してよいわけです。
選択肢1は「床上1200mmを超える部分(=上部)を小さくする」としており、密にする場所が上下逆です。ここが誤りです。
直張り工法の接着材間隔は床に近い部分でどうするか。
小さく(密に)します。荷重がかかるためです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
直張り(GL工法)では、ボード下部ほど自重がかかるため接着材の間隔を密(小さく)にし、上部は粗(大きく)します。
「1200超の部分を小さくする」は上部を密にする記述で、上下が逆です。
ザックリ言えば、下を密に、上を粗に、ということです。