平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.7 は、基礎構造に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 底面形状(正方形/長方形)で許容応力度は異なる |
| 2 | ◯(正しい) | フローティング基礎は排土重量とつり合わせる |
| 3 | ◯(正しい) | 圧密沈下は水が絞り出され間隙が減って生じる |
| 4 | ×(誤り) | 液状化は繰返しせん断で間隙水圧が上昇して生じる |
ゆるい砂が地震で繰り返し揺すられると、砂粒同士の接触が緩み、隙間の水に圧力がかかります。
この間隙水圧が高まると、砂を支える有効応力がゼロに近づき、砂が液体のようになります。
設問は「間隙水圧が減少」としており、メカニズムが逆で誤りです。
ザックリ言えば、水圧が上がって砂が浮く、これが液状化、ということです。
液状化は間隙水圧が上昇して起こるか減少して起こるか。
上昇して起こります。有効応力が失われます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
液状化は、地震の揺れで砂の隙間の水の圧力(間隙水圧)が高まり、砂粒が水に浮いてしまう現象なんです。
選択肢4は、間隙水圧が減少して液状化するとしていますが、これは逆で誤りです。正しくは繰返しせん断により間隙水圧が上昇(増加)し、有効応力が失われて砂が液状化するんです。