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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.13を解説、左官材料

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.13 は、左官材料に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. せっこうプラスターの硬化
  2. セルフレベリング材の組成
  3. 消石灰の混和効果
  4. しっくいののり剤

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

セルフレベリング(SL)材は、流し込むだけで水平な床面を作る材料で、せっこう系とセメント系があります。

選択肢2は、SL材が「せっこう組成物やセメント組成物にドロマイトプラスターを添加した材料」としていますが、これは誤りです。SL材の主成分はせっこう系またはセメント系で、ドロマイトプラスターを添加するという説明は正しくありません。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) せっこうプラスターは乾湿の繰返しで硬化不良になりやすい
2 ×(誤り) SL材はせっこう系・セメント系でドロマイトプラスターは添加しない
3 ◯(正しい) 消石灰を混ぜるとこて伸びがよくなる
4 ◯(正しい) しっくいののり剤は海草系と水溶性高分子

選択肢2のポイント(ここが誤り)

SL材は自己流動性をもち、流すと自然に水平になる床仕上げ材です。

主体はせっこう系かセメント系で、流動化剤などを配合します。

ドロマイトプラスターを添加する材料という説明は実態と異なり、誤りです。

ザックリ言えば、SL材はせっこう系かセメント系、ということです。

覚え方

  • SL材はせっこう系またはセメント系
  • 消石灰でこて伸び向上
  • せっこうプラスターは乾湿繰返しで硬化不良

一問一答

Q.

セルフレベリング材の主成分は何系か。

せっこう系またはセメント系です。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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