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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.17を解説、電気設備の低圧配線

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.17 は、電気設備の低圧配線に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. ライティングダクトの貫通
  2. PF管の自己消火性
  3. 地中電線路のIV不可
  4. 管内の接続点禁止

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

合成樹脂製可とう電線管のうちPF管は、火がついても自分で消える「自己消火性」を持つのが特徴なんです。

選択肢2は、PF管は自己消火性がなく屋内隠ぺい配管に用いてはならないとしていますが、これは誤りです。PF管は自己消火性があり、隠ぺい配管に使えるんです。自己消火性がないのはCD管で、こちらはコンクリート埋設専用です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) ライティングダクトは壁天井を貫通設置不可
2 ×(誤り) PF管は自己消火性があり隠ぺい配管に使える
3 ◯(正しい) 地中電線路にビニル電線(IV)は使用不可
4 ◯(正しい) 管内では電線に接続点を設けない

選択肢2のポイント(ここが誤り)

PF管とCD管はよく対比されます。

PF管は自己消火性があり、露出・隠ぺいどちらにも使えます。

CD管は自己消火性がなく、コンクリート埋設専用です。

ザックリ言えば、PFは自己消火性あり・隠ぺいOK、ということです。

覚え方

  • PF管は自己消火性あり・隠ぺい配管可
  • CD管は自己消火性なし・コンクリート埋設専用
  • 管内に電線の接続点は設けない

一問一答

Q.

PF管は自己消火性があるか。

あります。屋内隠ぺい配管に使えます。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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