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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.39を解説、防水形複層塗材E仕上げ

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.39 は、防水形複層仕上塗材(複層塗材E)仕上げに関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 下塗材の所要量
  2. 出隅入隅の増塗り
  3. 主材基層塗りの所要量
  4. 凸部処理の時期

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

防水形複層塗材Eの凸部処理(押さえ)は、主材の模様塗りが適度に乾いた状態で行うんです。時間を空けすぎると押さえが効きません。

選択肢4は、凸部処理を主材の模様塗り後24時間経過してから行うとしていますが、これは長すぎて誤りです。模様塗り後は乾燥しきる前の適切なタイミングでローラー等により凸部を押さえます。24時間後では硬化が進み、押さえられません。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 下塗材の所要量は0.2kg/m²程度
2 ◯(正しい) 出隅入隅は段差なく増塗り
3 ◯(正しい) 主材基層は2回塗り1.7kg/m²程度
4 ×(誤り) 凸部処理は模様塗り後適切な間隔で行う(24時間は長すぎ)

選択肢4のポイント(ここが誤り)

凸部処理は、模様塗りの山を押さえて平らにする工程です。

主材が硬化しきると押さえられないので、適切な時間内に行います。

設問の24時間後では硬化が進みすぎて押さえられず、誤りです。

ザックリ言えば、凸部処理は乾く前のうちに、ということです。

覚え方

  • 凸部処理は模様塗り後適切な時間内に
  • 下塗材所要量0.2kg/m²程度
  • 主材基層2回塗り1.7kg/m²程度

一問一答

Q.

複層塗材Eの凸部処理は模様塗り後24時間置いてから行うか。

置きすぎです。硬化前の適切な時間内に行います。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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