ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 平成28年
  5. > No.41 塗装工事

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41を解説、塗装工事

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.41 は、塗装工事に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 溶融亜鉛めっき面のふっ素樹脂
  2. せっこうボード面の工程間隔
  3. ポリウレタンの可使時間
  4. 木材保護塗料の希釈

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

木材保護塗料(キシラデコール等)は、木材に浸透させて保護する塗料で、薄めず原液のまま使うのが基本なんです。

選択肢4は、屋外の木質系素地に木材保護塗料を「原液を水で希釈し」使用としていますが、これは誤りです。木材保護塗料は希釈せず原液のまま塗ります。薄めると浸透性や保護性能が落ちてしまうんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 亜鉛めっき面下塗りに変性エポキシプライマー
2 ◯(正しい) 20℃で中塗り後規定時間あけて次工程
3 ◯(正しい) ポリウレタンは可使時間内に使い切る
4 ×(誤り) 木材保護塗料は希釈せず原液で使う(水希釈は誤り)

選択肢4のポイント(ここが誤り)

木材保護塗料は浸透形で、木に染み込ませて防腐・防カビ・撥水を持たせます。

水で薄めると浸透量が減り、保護効果が下がります。

製品によっては撹拌のみで原液使用が原則で、設問の水希釈は誤りです。

ザックリ言えば、木材保護塗料は薄めず原液、ということです。

覚え方

  • 木材保護塗料は希釈せず原液
  • 亜鉛めっき面は変性エポキシプライマー
  • ポリウレタンは可使時間内に使い切る

一問一答

Q.

木材保護塗料は水で希釈して使うか。

希釈しません。原液のまま使います。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>