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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.67を解説、足場

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.67 は、足場に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 枠組足場の主枠間隔
  2. 水平材の設置間隔
  3. 壁つなぎの間隔
  4. 作業床と建地のすき間

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

枠組足場には、ゆがみを防ぐ水平材を一定の層ごとに入れる決まりがあるんです。

選択肢2は、枠組足場に設ける水平材を「最上層及び◯層以内ごと」としていますが、設問の層数が誤りです。正しくは最上層及び5層以内ごとに水平材を設けます。層数を取り違えると足場の剛性が確保できません。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 高さ20m超の枠組足場の主枠間隔は1.85m以下
2 ×(誤り) 水平材は最上層及び5層以内ごと(設問の層数が誤り)
3 ◯(正しい) 5m以上の枠組足場の壁つなぎは垂直9m・水平8m以下
4 ◯(正しい) 作業床と建地のすき間は12cm未満

選択肢2のポイント(ここが誤り)

枠組足場は、建枠を積み上げる構造で、横方向の変形を水平材で防ぎます。

水平材は最上層と、5層以内ごとに設けます。

設問はこの層数を取り違えており、誤りです。

ザックリ言えば、水平材は最上層+5層以内ごと、ということです。

覚え方

  • 水平材は最上層+5層以内ごと
  • 主枠間隔は1.85m以下(20m超)
  • 壁つなぎは垂直9m・水平8m以下

一問一答

Q.

枠組足場の水平材は何層以内ごとに設けるか。

最上層及び5層以内ごとです。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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