ゼロから学ぶ建築施工管理

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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.79を解説、安全衛生教育の記録保存

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.79 は、労働安全衛生法上、記録を保存しなければならない教育を選ぶ問題です。

この問題では、4つのうち、条件に当てはまるものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 雇入れ時教育
  2. 作業内容変更時教育
  3. つり上げ1t未満移動式クレーンの特別教育
  4. 足場作業主任者の能力向上教育

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが該当するもの)

安全衛生教育のうち、記録の保存が義務づけられているのは「特別教育」なんです。

選択肢3の「つり上げ荷重1t未満の移動式クレーンの運転業務に関する特別教育」は、特別教育の記録を3年間保存する義務があるので、これが該当します。雇入れ時教育・作業内容変更時教育・能力向上教育には、法令上の記録保存義務はありません。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 雇入れ時教育に記録保存の義務はない
2 ×(誤り) 作業内容変更時教育に記録保存の義務はない
3 ◯(正しい) 特別教育は記録を3年間保存する義務がある(これが該当)
4 ×(誤り) 能力向上教育に記録保存の法定義務はない

選択肢3のポイント(ここがポイント)

特別教育を行ったときは、受講者・科目等の記録を3年間保存します。

雇入れ時教育や作業内容変更時教育には、記録保存の法定義務はありません。

だから記録保存が必要なのは特別教育である選択肢3です。

ザックリ言えば、記録保存が要るのは特別教育、ということです。

覚え方

  • 特別教育は記録を3年間保存
  • 雇入れ時・変更時教育は保存義務なし
  • 1t未満移動式クレーンは特別教育

一問一答

Q.

記録の保存が義務づけられている安全衛生教育はどれか。

特別教育です。3年間保存します。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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