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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.80を解説、建設リサイクル法

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.80 は、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 再生建設資材の使用努力
  2. 契約書面の交付
  3. 分別解体の事前届出
  4. 再資源化完了の報告

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが誤っている記述)

建設リサイクル法では「届出」は都道府県知事へ、「完了報告」は発注者へ、と相手が分かれているんです。

選択肢4は、対象建設工事の元請業者が再資源化等の完了を「都道府県知事に報告する」としていますが、これは誤りです。再資源化等の完了は発注者に書面で報告します。事前の分別解体の届出が都道府県知事宛で、こちらと混同しないようにしましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 再資源化資材の使用に努める
2 ◯(正しい) 当事者は分別解体方法等を書面で交付
3 ◯(正しい) 発注者等は着手7日前までに都道府県知事へ届出
4 ×(誤り) 再資源化完了の報告は発注者へ行う(都道府県知事ではない)

選択肢4のポイント(ここが誤り)

分別解体等の事前届出は、発注者等が都道府県知事へ行います(着手7日前まで)。

再資源化等が完了したときは、元請業者が発注者へ書面で報告します。

設問は完了報告を都道府県知事としており、相手を取り違えて誤りです。

ザックリ言えば、届出は知事・完了報告は発注者、ということです。

覚え方

  • 再資源化完了の報告は発注者へ
  • 分別解体の届出は着手7日前まで知事へ
  • 再資源化資材の使用に努める

一問一答

Q.

再資源化等の完了報告は誰に対して行うか。

発注者です。都道府県知事ではありません。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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