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平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.81を解説、騒音規制法(特定建設作業)

平成28年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.81 は、騒音規制法上、特定建設作業の実施の届出に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. くい打機とアースオーガー併用
  2. バックホウの定格出力
  3. さく岩機の移動と届出
  4. 空気圧縮機の定格出力

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが誤っている記述)

騒音規制法の特定建設作業は、作業の種類で対象が決まりますが、移動が大きい作業は対象から外れることがあるんです。

選択肢3は、さく岩機を使う作業で「1日の作業に係る地点間の距離が50mを超える」場合に「届出をしなければならない」としていますが、これは誤りです。作業地点が連続移動し1日50mを超える作業は、特定建設作業から除外され、届出は不要なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) くい打機をアースオーガー併用は届出不要
2 ◯(正しい) 定格80kW以上のバックホウは届出必要
3 ×(誤り) 1日の移動距離が50m超のさく岩機作業は届出不要
4 ◯(正しい) 定格15kW以上の空気圧縮機は届出必要

選択肢3のポイント(ここが誤り)

さく岩機を使う作業は原則として特定建設作業です。

ただし作業地点が連続的に移動し、1日の移動が50mを超えるものは除外されます。

設問は届出が必要としており、除外規定に反して誤りです。

ザックリ言えば、移動が大きいさく岩機作業は対象外、ということです。

覚え方

  • 1日50m超移動のさく岩機作業は届出不要
  • くい打機+アースオーガー併用は届出不要
  • 80kW以上バックホウは届出必要

一問一答

Q.

1日の移動が50mを超えるさく岩機作業は届出が必要か。

不要です。特定建設作業から除外されます。

平成28年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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