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平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.80を解説、廃棄物の処理及び清掃に関する法律

平成29年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.80 は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、定められていないもの(誤っているもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 運搬車両の表示・書面備付け
  2. 自ら運搬する場合の許可
  3. 再生委託契約書の記載事項
  4. 委託契約書等の保存期間

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが定められていない/誤りの記述)

事業者が産業廃棄物を自ら運搬する場合は、収集運搬業の許可は不要なんです。

選択肢2は自ら運搬する場合に都道府県知事の許可が必要としていますが、これは誤りです。自ら運搬する場合は許可不要です(他人の廃棄物を業として運搬する場合に許可が必要)。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 運搬車両は表示と書面の備付けが必要
2 ×(誤り) 自ら運搬する場合は許可不要(許可必要は誤り)
3 ◯(正しい) 再生委託は施設の所在地・方法・能力を契約書に記載
4 ◯(正しい) 委託契約書等は契約終了日から5年間保存

選択肢2 のポイント(ここが誤り)

産業廃棄物の収集運搬業の許可は、他人の廃棄物を業として扱う場合に必要です。

事業者が自分の出した廃棄物を自ら運ぶ場合は、業に当たらないため許可は要りません。

ザックリ言えば、自分のごみを自分で運ぶなら許可不要、ということです。

覚え方

  • 自ら運搬する場合は収集運搬業の許可不要
  • 委託契約書等は5年間保存
  • 運搬車両は表示・書面備付け

一問一答

Q.

事業者が自社の産業廃棄物を自ら運搬する場合、許可は必要か。

不要です。許可が必要なのは他人の廃棄物を業として運搬する場合です。

平成29年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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