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平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12を解説、左官材料

平成30年度 1級建築施工管理技士 学科試験 No.12 は、左官材料 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. せっこうプラスターの硬化
  2. セルフレベリング材の組成
  3. 消石灰を混和材としたモルタル
  4. ドロマイトプラスターとのり

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

ドロマイトプラスターは、それ自体に粘り(保水性)があり、のりを必要としない左官材料なんです。

選択肢4は、ドロマイトプラスターは粘りがないためのりを必要とするとしていますが、これは誤りです。ドロマイトプラスターはそれ自体に粘りがあり、のりを必要としないんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) せっこうプラスターは乾燥困難な場所や乾湿繰返しで硬化不良となりやすい
2 ◯(正しい) セルフレベリング材はせっこう・セメント組成物に骨材や流動化剤を添加
3 ◯(正しい) 消石灰を混和するとこて伸びがよく平滑な面が得られる
4 ×(誤り) ドロマイトプラスターはそれ自体に粘りがありのり不要

選択肢4のポイント(ここが誤り)

ドロマイトプラスターは保水性・粘性が高く、こて作業しやすい左官材料です。

そのため、しっくいのようにのり(つのまた等)を加えなくても施工できます。

ザックリ言えば、ドロマイトは自前で粘る、ということです。

覚え方

  • ドロマイトプラスター=自体に粘りあり、のり不要
  • せっこうプラスターは乾湿繰返しに弱い
  • 消石灰混和でこて伸び向上

一問一答

Q.

ドロマイトプラスターはのりを必要とするか。

必要としません。それ自体に粘りがあります。

平成30年 1級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度 1級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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