令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.11 は、金属材料に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 黄銅は銅と亜鉛の合金(記述の主旨どおり) |
| 2 | ◯(正しい) | 鉛は鋼材より熱伝導率が低く線膨張係数は大きい |
| 3 | ×(誤り) | 磁性はSUS430の方が強い。SUS430が弱いは誤り |
| 4 | ◯(正しい) | アルミは鋼材の約1/3の密度・ヤング係数 |
SUS304はオーステナイト系ステンレスで、磁石にほとんど付かない(ほぼ非磁性)性質です。一方SUS430はフェライト系で、磁石に付く(磁性が強い)性質です。
つまり磁性はSUS430の方が強く、SUS304の方が弱いわけです。問題文は向きが逆で誤りです。
ザックリ言えば、430は磁石に付く・304は付きにくい、ということです。
SUS430とSUS304では、どちらが磁性が強いか。
SUS430(フェライト系)の方が磁性が強いです。SUS304はほぼ非磁性です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
ステンレスにも磁石に付くものと付きにくいものがあるんです。ここは混乱しやすいところですね。
選択肢3はSUS430がSUS304より磁性が弱いとしていますが、逆で、SUS430(フェライト系)の方が磁性が強いため誤りです。正しくはSUS304はほぼ非磁性です。