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令和3年度 1級建築施工管理技士 No.12を解説、石材

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.12 は、石材に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 花崗岩の耐摩耗性・耐火性
  2. 安山岩の美観性と耐久性
  3. 砂岩の耐火性と耐凍害性
  4. 凝灰岩の加工性と強度

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

安山岩は硬くて耐久性のある石なんです。記述の説明とは性質が違います。

選択肢2は安山岩が光沢があり美観性に優れ、耐久性に劣るとしていますが、安山岩は光沢に乏しいが耐久性に優れるため誤りです。正しくは安山岩は耐久性が高いわけです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 花崗岩は耐摩耗性・耐久性に優れるが耐火性に劣る
2 ×(誤り) 安山岩は耐久性に優れる光沢があり耐久性に劣るは誤り
3 ◯(正しい) 砂岩は耐火性に優れるが吸水率が高いと耐凍害性に劣る
4 ◯(正しい) 凝灰岩は加工性に優れるが強度・耐久性に劣る

選択肢2のポイント(ここが誤り)

安山岩は火山岩で、硬くて緻密です。そのため耐久性に優れ、外部の床や石積みなどに使われます。ただし磨いても花崗岩のような強い光沢は出にくく、見た目はやや地味です。

問題文は「光沢があり美観性に優れる」「耐久性に劣る」としており、性質を逆に説明している点が誤りです。

ザックリ言えば、安山岩は地味だが丈夫、ということです。

覚え方

  • 安山岩は耐久性に優れる(光沢・耐久性に劣るは誤り)
  • 花崗岩は耐火性に劣る
  • 凝灰岩は加工しやすいが強度は低い

一問一答

Q.

安山岩の耐久性は高いか低いか。

高いです。硬くて緻密なため耐久性に優れます。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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