令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.8は、建築物に作用する荷重及び外力に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 風力係数=外圧係数−内圧係数(差)。積は誤り |
| 2 | ○(正しい) | 雪下ろし慣習地では垂直積雪量を1mまで減らして計算できる |
| 3 | ○(正しい) | 固定席は非固定席より積載荷重を小さくできる |
| 4 | ○(正しい) | 基準風速は再現期間50年の10分間平均風速に相当 |
選択肢1は風力係数を外圧係数と内圧係数の積とした点が誤りで、正しくは両者の差で求めます。
建物にかかる風圧力は、外側を押す力(外圧)と内側から押し返す力(内圧)の差し引きで決まります。
このため風力係数は、外圧係数から内圧係数を引いて求めます。両者を掛け合わせる計算には物理的な意味がありません。
ザックリ言えば、風力係数は外圧係数と内圧係数の差ということです。問題文は積としているため誤りなんです。
風力係数は外圧係数と内圧係数をどう組み合わせて求めるか。
積ではなく、外圧係数から内圧係数を引いた差で求めます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
風力係数は外圧係数と内圧係数を差し引いて求めるもので、掛け合わせるものではないんです。
選択肢1は風力係数を外圧係数と内圧係数の積で算出するとしていますが誤り、正しくは外圧係数と内圧係数の差で求めるわけです。