令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.34は、心木なし瓦棒葺に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 雨押えの壁際立上りは120mm程度以上。45mmは低すぎ |
| 2 | ○(正しい) | 通し吊子はドリルねじで下葺材・野地板を貫通させ母屋に固定 |
| 3 | ○(正しい) | 棟部は溝板水上端部に八千代折の水返しを設け棟包みを取り付ける |
| 4 | ○(正しい) | けらば部の溝板幅は瓦棒働き幅の1/2以下 |
選択肢1は雨押えの壁際立上りを45mmとした点が誤りで、雨水浸入を防ぐため120mm程度以上とります。
水上部分(屋根の高いほう)と壁が取り合う部分には、雨水が壁との隙間から入らないよう雨押えを設けます。
この雨押えの壁際の立上りが低いと、強い雨や吹き上げで雨水が立上りを越えて浸入します。これを防ぐため、立上りは120mm程度以上確保します。
ザックリ言えば、雨押えの立上りはしっかり高くとる、ということです。問題文の45mmは低すぎて防水上不十分なため誤りなんです。
水上部分と壁の取合いに設ける雨押えの壁際立上りはどのくらいか。
雨水浸入を防ぐため120mm程度以上とります。45mmでは低すぎます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
水上部分と壁との取合いに設ける雨押えの壁際立上りは、雨水の浸入を防ぐため120mm程度以上必要なんです。
選択肢1は雨押えの壁際立上りを45mmとしていますが低すぎて雨水が浸入するおそれがあり誤り、正しくは120mm程度以上とります。