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令和4年度 1級建築施工管理技士 No.40を解説、仮設計画と仮囲い

令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.40は、仮設計画に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 常時就業場所の作業面照度
  2. 仮囲い下端の隙間処理
  3. 前面道路の仮囲いのベース
  4. 女性用便房の設置数

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

常時就業させる場所の普通の作業の照度は、150ルクス以上を確保するのが基準なんです。

選択肢1は普通の作業の照度を100ルクス以上としていますが基準を下回り誤り、正しくは150ルクス以上とします。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 普通の作業の作業面照度は150ルクス以上100ルクスは不足
2 ○(正しい) 傾斜地の仮囲い下端の隙間は土台コンクリートで塞ぐ
3 ○(正しい) 前面道路の仮囲いはベースをH形鋼として道路を傷めない
4 ○(正しい) 女性労働者25人見込みで女性用便房を1個設置する計画とした

選択肢1は常時就業場所の普通の作業の照度を100ルクス以上とした点が誤りで、正しくは150ルクス以上です。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

仮設の照明では、作業の種類に応じて必要な照度が定められています。これは安全に作業できる明るさを確保するためです。

常時就業させる場所のうち、普通の作業では150ルクス以上、精密な作業では300ルクス以上が必要です。粗な作業でも70ルクス以上が求められます。

ザックリ言えば、普通の作業は150ルクス以上、ということです。問題文の100ルクスは普通の作業の基準を下回るため誤りなんです。

覚え方

  • 普通の作業の照度は150ルクス以上
  • 精密な作業は300ルクス以上・粗な作業は70ルクス以上
  • 仮囲いは道路を傷めないようベース処理

一問一答

Q.

常時就業させる場所の普通の作業に必要な照度は。

150ルクス以上です。100ルクスでは普通の作業の基準を下回ります。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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