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令和4年度 1級建築施工管理技士 No.41を解説、仮設設備の計画と給排水

令和4年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.41は、仮設設備の計画に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 動力負荷の実負荷率
  2. 給水設備の貯水槽容量
  3. アースドリル工法の使用水量
  4. 埋設ケーブルの深さ

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

工事用の動力負荷の実負荷は、山積みした電力量の50%程度に需要率や負荷率を掛けて見込むもので、単純に50%とするわけではないんです。

選択肢1は実負荷を山積みの50%とそのまま見込んでいますが、需要率等を考慮しない見積りで不適当です。正しくは需要率・負荷率を加味して実負荷を算定します。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 動力の実負荷は需要率等を加味して算定する。山積みの50%とそのままは不適
2 ○(正しい) 給水は1時間分程度の使用水量を確保できる貯水槽を設置
3 ○(正しい) アースドリルの使用水量は1台当たり10m³/h程度として計画
4 ○(正しい) 直接埋設ケーブルは原則深さ60cm以上とし埋設表示する

選択肢1は工事用動力の実負荷を山積みの50%とそのまま見込んだ点が不適当で、実際は需要率・負荷率を加味して算定します。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

工事用の動力設備の容量を決めるには、すべての機器が同時に最大で動くわけではない点を考慮する必要があります。

そこで、工程表から山積みした電力量に対し、同時に使う割合(需要率)や平均的な使用率(負荷率)を掛けて実負荷を算定します。山積み値の半分とだけ決めるような単純な見積りでは、過大・過小になりかねません。

ザックリ言えば、実負荷は需要率等をふまえて求める、ということです。問題文は山積みの50%とそのまま置いているため、見積り方として不適当なんです。

覚え方

  • 動力の実負荷は需要率・負荷率を加味して算定
  • 給水貯水槽は1時間分程度確保
  • 直接埋設ケーブルは深さ60cm以上

一問一答

Q.

工事用動力の実負荷は山積み電力量の50%とそのまま見込んでよいか。

需要率や負荷率を加味して算定するのが適切で、50%とそのまま置くのは不適当です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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