平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.52 は、ウレタンゴム系塗膜防水に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 塗継ぎの重ね幅は100mm以上で、50mmは不足 |
| 2 | ◯(正しい) | ドレン取合いは幅100mm以上の補強布で補強塗り |
| 3 | ◯(正しい) | 施工は立上り部、平場部の順に行う |
| 4 | ◯(正しい) | 仕上塗料はむらなく塗布する |
選択肢1は、防水材の塗継ぎの重ね幅を50mmとした、としています。
ところが、これでは重ねが足りません。塗膜防水は、塗った膜どうしを重ねてつないでいきます。
このつなぎ目の重ね幅は、100mm以上を確保するのが原則です。
なぜかというと、つなぎ目は水が侵入しやすい弱点になるからです。十分に重ねないと、そこから漏水します。
例えば、補強布のドレン回りも幅100mm以上で補強するように、塗膜防水の世界では100mmが一つの基準になっています。
ザックリ言えば、塗継ぎは100mm以上重ねないと弱点になる、ということです。
ウレタンゴム系塗膜防水の塗継ぎの重ね幅は、いくつ以上確保するか。
100mm以上確保します。つなぎ目は水が入りやすい弱点なので、十分に重ねます。50mmという記述は不足で誤りです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
50mmという数字を覚え違いしている人が一番多いところなんです。
塗膜防水の塗継ぎの重ね幅は100mm以上が正解で、選択肢1の50mmでは不足なんです。塗継ぎは100mm以上と数字でおさえておきましょうね。