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平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.35 を解説、建築工事の足場

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.35 は、建築工事の足場に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 作業床や手すりの寸法
  2. 足場の建地や間隔
  3. 単管足場の壁つなぎの間隔
  4. 墜落防止のための措置

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

足場の数値はどれも安全のための上限なんです。広げすぎは足場が倒れる危険につながるので、覚えておくと得点源になりますね。

選択肢3は単管足場の壁つなぎの水平間隔を8mとしていますが広すぎます。単管足場の壁つなぎは垂直5m以下・水平5.5m以下なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 作業床や手すりの寸法に関する記述として適切である
2 ◯(正しい) 建地や間隔に関する記述として適切である
3 ×(誤り) 単管足場の壁つなぎは垂直5m以下・水平5.5m以下、8mは広すぎ
4 ◯(正しい) 墜落防止のための措置として適切である

選択肢3のポイント(ここが誤り)

壁つなぎは、足場を建物の壁などに固定して、倒れたり外側へ膨らんだりするのを防ぐ部材です。足場の安定を支える大事なものです。

これが粗いと、その分だけ足場が自立で支える長さが長くなり、たわみや倒壊の危険が増します。だから間隔には上限が決められています。

単管足場では、壁つなぎの間隔は垂直方向5m以下、水平方向5.5m以下です。この数字を超えてはいけません。

選択肢3は水平方向を8mとしていますが、これは5.5mの上限を大きく超えています。間隔が広すぎるので不適当です。

ザックリ言えば、単管足場の壁つなぎは垂直5m・水平5.5mが上限で、8mは広すぎる、ということです。

覚え方

  • 単管足場の壁つなぎ=垂直5m以下・水平5.5m以下
  • 間隔が広いほど倒壊しやすいので上限が決まっている
  • 枠組足場は垂直9m以下・水平8m以下で数値が違う

一問一答

Q.

単管足場の壁つなぎの間隔の上限は、垂直・水平でそれぞれいくらか。

垂直方向5m以下、水平方向5.5m以下です。水平8mは上限を大きく超えており、足場が倒れやすくなるため不適当です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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