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平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.58 を解説、アルミニウム製建具

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.58 は、アルミニウム製建具に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 建具枠の補強材に使う鋼材
  2. 水切りやぜん板の板厚
  3. アンカーの取付け間隔
  4. 建具枠回りに充填するモルタルの調合

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

枠回りのモルタルは、富調合の決まった配合があるんです。ここは数字を取り違えやすいところですね。

選択肢4は枠回りモルタルの調合比が不適当です。正しくはセメント:砂=1:3程度なんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 補強材には亜鉛めっき処理した鋼材を使う
2 ◯(正しい) 水切り・ぜん板は厚さ1.5mmのアルミ板で加工する
3 ◯(正しい) アンカーは端部から逃げ間隔500mmで取り付ける
4 ×(誤り) 枠回りモルタルはセメント:砂=1:3程度とする

選択肢4のポイント(ここが誤り)

アルミ建具を取り付けたあと、枠とコンクリートのすき間にはモルタルを詰めて固めます。

この枠回りのモルタルは、しっかり強度が出るように富調合とします。標準はセメント:砂=1:3程度です。

例えば砂が多すぎる貧調合だと、固まりが弱くなって枠の保持が不安定になります。だから決まった配合に近づける必要があります。

選択肢4はこの調合比が不適当な値になっています。枠回りモルタルはセメント:砂=1:3程度が正しいので、誤りです。

ザックリ言えば、建具枠回りのモルタルはセメント:砂=1:3程度の富調合、ということです。

覚え方

  • 建具枠回りのモルタルはセメント:砂=1:3程度
  • 枠をしっかり保持するため富調合にする
  • 砂が多すぎる貧調合では弱くなる

一問一答

Q.

アルミニウム製建具の枠回りに充填するモルタルの調合は、容積比でおよそいくつとするか。

セメント:砂=1:3程度です。枠をしっかり保持するため富調合とします。砂の多い貧調合では強度が不足します。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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