平成29年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.8 は、荷重及び外力に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 固定荷重は建物自体の重さによる荷重である |
| 2 | ×(誤り) | 風圧力と地震力は同時に作用しないものとして別々に計算する |
| 3 | ◯(正しい) | 積雪荷重は積雪量と単位重量から求める |
| 4 | ◯(正しい) | 地震力は建物の重量が大きいほど大きくなる |
風圧力は強い風が吹いたときに建物が受ける力、地震力は地震で建物が揺さぶられたときに受ける力です。どちらも横向きに働く外力です。
この2つが同じ瞬間に最大になることは、まず起こりません。大地震のさなかに台風級の暴風も同時に来る、という確率はきわめて低いからです。
だから設計では、風圧力が支配するケースと地震力が支配するケースを別々に計算して、それぞれで安全を確かめます。両者を足し合わせて同時にかけることはしません。
選択肢2は風と地震を同時に作用させるとしているので、この前提に反していて誤りです。
ザックリ言えば、風と地震は別々に計算し、足し合わせない、ということです。
風圧力と地震力は、同時に作用させて計算するか。
同時には作用させません。両者が同じ瞬間に最大になることはまず起きないため、一般には別々に計算してそれぞれで安全を確かめます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
荷重の問題では、どの外力を一緒に考えるかという組合せがよく問われるんです。風と地震は同時に最大にはならない、という前提を覚えておきましょう。
選択肢2は風圧力と地震力を同時に作用させて計算するとしていますが誤りです。一般には同時に作用しないものとして別々に計算するんです。