平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.4 は、木造在来軸組構法 に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なもの(または正しいもの)を選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 圧縮筋かいは厚さ3cm以上・幅9cm以上とする |
| 2 | ◯(正しい) | 筋かいはねじれが生じないようつり合いよく配置する |
| 3 | ◯(正しい) | 筋かい端部は仕口に接近して金物で緊結する |
| 4 | ×(誤り) | 床面積が同じなら、必要な軸組長さは下階の方が上階より大きな値となる(下階ほど上の重量を負担し水平力が大きいため) |
地震力は、その階より上にある重さに比例して大きくなるんです。
だから下の階ほど受けるべき水平力が大きく、必要な筋かい(耐力壁)の量も多く必要になります。
選択肢4は「上の階の方が大きな値」としていますが逆で、各階の床面積が同じなら下階の方が必要な軸組長さは大きくなります。
ザックリ言えば、地震に踏ん張る量は下の階ほど多く要る、ということです。
各階の床面積が同じとき、必要な筋かいの軸組長さは上階と下階のどちらが大きいか。
下階です。下の階ほど上部の重量を支え地震力が大きくなるため、必要な軸組長さも大きくなります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月(平成29年現在の出題に基づく)
正解:選択肢4
在来軸組構法では、地震や風の水平力を筋かいなどの耐力壁で受けるんです。必要な軸組の量は、上の階より下の階で多く必要になります。