平成30年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.1 は、湿度及び結露に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 露点温度は絶対湿度ではなく、相対湿度が100%になる温度のこと |
| 2 | ◯(正しい) | 室内側から入った水蒸気で壁体内部に生じる結露を内部結露という |
| 3 | ◯(正しい) | 室内の水蒸気で外壁などの室内側表面に生じる結露を表面結露という |
| 4 | ◯(正しい) | 絶対湿度は乾燥空気1kgと共存する水蒸気の質量で表す |
湿度を表す言葉には、相対湿度と絶対湿度の2つがあります。ここは混乱しやすいところですね。
相対湿度は、その温度の空気が含むことのできる最大の水蒸気量に対して、いま実際にどれだけ含んでいるかをパーセントで表したものです。
空気を冷やしていくと、含める最大量がだんだん減っていきます。やがて実際の水蒸気量と最大量が一致して相対湿度が100%になります。このときの温度が露点温度なんです。
絶対湿度のほうは、乾燥空気1kgと一緒にある水蒸気の質量そのものを表す量で、温度では変わりません。
ザックリ言えば、露点温度は冷やして相対湿度が100%になる温度、ということです。
露点温度とは、どのような温度のことか。
空気を冷やしていったとき、相対湿度が100%になる温度のことです。この温度より下がると水蒸気が水滴となって結露が生じます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
結露の問題は、湿度を表す言葉の定義をきちんと押さえておけば落とさないんです。とくに混ざりやすいのが絶対湿度と相対湿度ですね。
選択肢1は露点温度を絶対湿度が100%になる温度としていますが、これは誤りで、正しくは空気を冷やしていって相対湿度が100%になる温度が露点温度なんです。